プロミスVisaカードの特徴やおすすめポイント、メリット・デメリットを徹底解説！

プロミスVisaカードは、消費者金融ブランド「プロミス」を運営するSMBCコンシューマーファイナンス株式会社と、三井住友カード株式会社が提携して発行するクレジットカードです。

今回は2023年3月に新たに誕生した、このプロミスVisaカードの特徴やメリット・デメリットについて紹介していきます。

プロミスVisaカードの概要と特徴

それではさっそく、プロミスVisaカードの概要と特徴・メリットを紹介しましょう。

プロミスVisaカードの基本的なカードデータは、以下の通りです。

＜プロミスVisaカード＞

年会費	無料
ブランド
還元率	0.50%〜5.00%
保険	カード盗難補償・海外旅行傷害保険
その他	ETCカード・タッチ決済

多くの人が気になる「ポイント」ですが、プロミスVisaカードで貯まるポイントは「Vポイント」です。

Vポイントとは三井住友カードが運営するポイントプログラムで、200円(税込)の利用につき1ポイントが還元されます。つまり基本還元率は0.5％。

そして貯まったポイントは「Vポイントアプリ」や「Visaプリペイド」にチャージして1Vポイント ＝ 1円で利用したり、クレジットカードの支払い金額へ充当できます。

プロミスVisaカードの特徴

ここからはプロミスVisaカードの特徴についてまとめてみます。

以下に1つずつ、詳しく見ていきましょう。

プロミスVisaカードの特徴①
借り入れ・買い物が1枚のカードで利用できる

プロミスは消費者金融サービス、つまり個人向けの少額の小口融資を行っています。

通常、お金を借りたい場合は、Webやスマホアプリからの申し込みの他、電話や、店舗・ATMで申し込む必要がありますが、プロミスVisaカードがあれば、借り入れをする際にその都度申し込む必要はありません。

ATMで手続きをするだけで、簡単に限度額の範囲内で借り入れが受けられるのです。

プロミスは三井住友銀行のATMの他、セブン銀行やローソン銀行、Enet(主にファミリーマート)やゆうちょ銀行のATMでも利用することができるので、とても使い勝手よく借り入れが可能。

これは一般的に「カードローン」といわれる機能で、JCBカードやイオンカード、楽天カードといった他のクレジットカードに付帯しているキャッシング機能とは異なります。

「カードでお金が借りられる」という点では同じなのですが、一般的にカードローンは「借り入れ限度額が高い」「金利が低い」といった特徴があります。

「ごく稀に、少額しか借りない」という人はキャッシングでも十分ですが、「ある程度まとまったお金を借りたい」という人は、プロミスVisaカードで利用できるようなカードローンの方がおすすめ。

さらにプロミスVisaカードは、その名の通り国際ブランドのVisaが付帯していますので、クレジットカードとしてももちろん使えます。

つまりプロミスVisaカード1枚で借り入れと買い物が同時に使えるというわけです。
　

プロミスVisaカードの特徴②
ナンバーレスカードでセキュリティが高い

プロミスVisaカードは、クレジットカードの券面にクレジットカード番号や名前、有効期限といったクレジットカード情報が一切記載されていない「ナンバーレスカード」(NL)です。

クレジットカードを使ってネットショッピングをしている人はわかるように、多くのネットショッピングサイトはクレジットカード番号と名前、有効期限の情報があれば利用できてしまいます。

ナンバーレスカードにはこういったクレジットカード情報が記載されていないため、クレジットカード情報を盗み見して悪用されるリスクが劇的に下がるという点はセキュリティ的にメリットです。

プロミスVisaカードの特徴③
借り入れ・買い物のどちらでもポイントが貯まる

プロミスVisaカードの利用で貯まるポイントはVポイントですが、これは買い物だけではなく、借り入れを返済した場合でも貯まります。

カードローンはキャッシングに比べて比較的大きな金額を借り入れることが多いですが、借り入れについてもポイント対象になるのは、ポイントを貯める上では非常に大きなメリット。

カードローンを利用する人は、このポイント還元分も含めてお得度を考えるべきでしょう。

プロミスVisaカードの特徴④
対象のコンビニ・飲食店の利用でポイント5％還元

これはプロミスVisaカードのメリットというよりも、Vポイントのメリットとなるのですが、対象のコンビニ・飲食店でプロミスVisaカードのタッチ決済を利用すると、通常ポイントに加えて利用時にポイントが4.5％還元されます（タッチ決済でない場合は2％）。

プロミスVisaカードの基本ポイント還元率は0.5％なので、還元されるポイント還元率の合計は 4.5%＋0.5%＝5％となります。

通常ポイント還元率が1%を超えるカードは高還元率カードとなりますので、プロミスVisaカードの超高還元率は大きなメリットといえるでしょう。

5%還元の対象となるコンビニ・飲食店を挙げてみると

といった具合に多くの人が利用するチェーン店が数多く揃っているので、高還元率の恩恵を受けるのは簡単です。

還元されるポイント(5%)は単純計算で基本還元率(0.5%)の10倍となるので、これらの対象店舗を日常的に使う方は、プロミスVisaカードを持っておくとお得になりますよ。

プロミスVisaカードのデメリットは？

ここまでプロミスVisaカードの特徴・メリットに触れてきましたが、プロミスVisaカードのデメリットも紹介しておきます。

プロミスVisaカードのデメリットとして考えられるものを挙げると

プロミスVisaカードのデメリットも順番に見ていきましょう。
　

プロミスVisaカードのデメリット①
即日発行されない

プロミスVisaカードは、24時間365日いつでもWeb・スマホで申し込みができるのですが、申し込んだカードは即日発行されません。

申し込みがいつでもどこでもできるのにも関わらず、申し込んだ結果カードが送られてくるの10日〜2週間後で、その間カードを使うことができないのは少し残念な点。

最近は申込後5分程度で専用スマホアプリ内にカード情報を取り込める、即日発行可能なクレジットカードも増えてきているので、この点はプロミスVisaカードのデメリットといえそうです。
　

プロミスVisaカードのデメリット②
海外旅行傷害保険が自動付帯ではない

プロミスVisaカードには、海外旅行傷害保険が付帯されています。

海外旅行傷害保険が付帯されないクレジットカードも多い中で、これ自体メリットではあるのですが、付帯される海外旅行傷害保険は「利用付帯」、つまり事前に旅費などをプロミスVisaカードで決済していることが保険適用の前提というのが少し残念な点。

エポスカードのように年会費無料でも、持っているだけで保険適用される『自動付帯』のカードもありますので、デメリットとして挙げておきます。
　

プロミスVisaカードのデメリット③
カード情報がすぐにはわからない

ネットショッピング利用時や月額料金のクレジットカード払いの登録時など、カード番号や有効期限といったカード情報を入力する場面は意外にありますが、プロミスVisaカードはナンバーレスカードのため、こういった時にアプリ上からカード情報を確認する必要があります。

セキュリティ強化のための手間ではありますが、少しわずらわしさ人もいるかもしれません。
　

プロミスVisaカードのデメリット④
提携している国際ブランドがVisaのみ

プロミスVisaカードは、その名の通り提携している国際ブランドがVisaのみ。

Visaが付帯していれば、世界中どこに行っても困ることはないのですが、MastercardやJCBなどの国際ブランドが欲しい人には向かないでしょう。
　
プロミスVisaカードのデメリットになりそうなものを一通りまとめてみました。

いずれも「しいて言えば」といったレベルではありますが、プロミスVisaカードの強み・弱みを把握した上でカードを作るようにしましょう。

プロミスVisaカードの特徴やメリット・デメリット：まとめ

もう一度、プロミスVisaカードの特徴を挙げると

プロミスVisaカードの最大のメリットは、ひと言でいうなら「カードローンとクレジットカードの機能が一体化している」という点にあります。

クレジットカードのキャッシング機能では「いざという時に心もとない」「金利が高すぎる」と感じている方にピッタリのクレジットカードで、カードローンを上手に使いこなしたい人にとっては、利便性が高くポイントも貯まりやすいのでおすすめです。

入会金や年会費はかかりませんので、この機会にぜひプロミスVisaカードの利用を検討してみてくださいね。